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エヴェストラム

Evestrum - Spiracle

スピラクル


Evestrum / サンプルMP3 (02:12 - 192kbps)

Exusiai / サンプルMP3 (02:00 - 192kbps)

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  • タイトル:Evestrum
  • アーティスト:Spiracle
  • 曲名:銀星サイド Evestrum、白星サイド Exusiai
  • 収録時間 (33回転時):銀星サイド 6:45、白星サイド 6:35
  • フォーマット:7"レコード
  • カバー:ハンドメイド/半透明紙、糸、脱脂綿、ガーゼ
  • 発行部数:限定300部
  • 発行年月:2010年8月
  • レーベル:Drone Records
  • カタログナンバー:DR-100

Ananta」にて成層圏へと飛翔し、「Lumen」にて天の河を体腔に取り入れたスピラクルが、今回はその幽体を通して、パラレルワールドへの扉を開きます。

A面「Evestrum」は、グラスハープと電子音の干渉によって緩やかに変化していく、薄膜のようにレイヤーされた持続音で構成されています。
精妙な霊的存在が五感を持った身体に融解し、身体の感覚によって触知可能な存在に成っていく過程の音響探査です。

B面「Exusiai」は、真っ暗闇の広大な地下室で録音された、トランペットと鉄板の弓引きの響きを元に構成されました。
太陽光のように暖かい不可視のエネルギーが、暗黒の無限の広がりの中に波紋のように浸透して行く永久の過程を、音響の塊として捕らえたものです。

「Evestrum」の素材は、1990年代後半に鹿児島で、4トラックのカセットレコーダーにて録音されました。2002年にリリースされた「Sympathetic Field」の収録曲「Flood」に、同時期に録音した素材が使用されています。
「Exusiai」の素材は、2004年にスイスで録音されました。2006年にリリースされた「The Epidemic Symphony No.9」には、同日の録音素材が多数使われています。
しかし単一のマテリアルを構成の軸として扱い、音響の身体性と浸透性に焦点を当てた作品という意味では、本作は2007年にリリースされた「Lumen」に近い内容と言えます。

カバーアートは逆説的に現された不可視の世界 ー 見えないものによって充たされた物。

このタイトルが、スピラクル名義での私の最後のリリースになります。

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